こんにちは。林です。
いつもご覧頂きありがとうございます。

幼稚園や小学校では、夏休みもスタートしました。
長い夏休み、子ども達は沢山本を読むと思います。私達大人も子どもと一緒に読書の時間をつくると楽しいですね。

そこで今日は私のお薦めの本をご紹介させて頂きます。
歴史学者、磯田道史さんの「殿様の通信簿」（新潮文庫）です。

磯田さんは映画「殿、利息でござる」や「武士の家計簿」の原作者で、平成の司馬遼太郎ともいわれています。

この本の中には、7人の大名や殿様の生々しい生活ぶりが描かれていて必見です！

たとえば志村けんの”バカ殿様”のような、岡山二代藩主「池田綱政」の話し。
綱政は岡山の後楽園を造った人ですが、子どもを70人も作りました。

綱政の藩主らしからぬ、めちゃくちゃな行動には声を出して笑ってしまいます。
綱政の父は名君でしたが、戦国の武人とその子孫達の「世代ギャップ」を磯田さんが深く読み解いていて歴史好きでなくても楽しめます！

私はこの本をあまりの面白さに3回も4回も読み直しています。

教室でも絵本読みの大切さは何度もお伝えしていますが、本は面白いということが一番大切なことだと思います。

良い本に沢山出合えて、子ども達も本が大好きになりますように！
きっと一生の財産になりますよ。